平成25年(2013年) 年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く深く御礼申し上げます。
本年も引き続き、「お客さまに愛され、選ばれる会社」を目指し、
商品・サービスの向上を進めてまいります。
今年2013年(平成25年)は変革する年です。
2012年は、取り巻く環境の変化が激しい年でした。
中国での反日デモ活動、また多くの国で選挙が行われ新たな政権が
誕生するなど世界も大きく動き始めました。
日本では、少子高齢化がますます進行し、昨年は主婦の働く割合が
過去最高となったり、年末に衆議院選挙が行われ約3年ぶりに
自民党が政権を担うことになりデフレ脱却に沢山の期待が
されております。第2次安倍内閣が発足したことにより、
日本経済は再生に向け大きく舵が切られました。
また、ビジネス社会の潮流を見ても、株主のみを重視するシングルステーク
ホルダーの時代から、より社会性を重視するマルチステークホルダー
(社会・お客様・お取引様・社員等)の時代へと大きく変化し、本業そのもの
がいかに社会の役に立っているか問われるようになっています。
今年9月には、いよいよIOC総会で2020年のオリンピック・パラリンピック
の開催地が決まります。東京でオリンピック・パラリンピックが開催され
れば、日本が持つこのすばらしい価値や文化を世界に発信できる最大の
チャンスとなるように感じます。
このような状況の中ではありますが、日本には僕たちが思っている以上に、
日本にしかできない商品や、細やかな配慮が行き届いたサービスを生み出す
おもてなしの心(ホスピタリティ)があります。「付加価値創出国」として、
世界 に、もっと価値を提供できると考えています。
「心に残るメンテナンス 心を打つメカニック」という経営理念は不変です。
今年も、この経営理念のもと2013年(平成25年)の開幕です。
めまぐるしく変化する環境の中で、社員たちと共に学び、
弊社の経営理念と平成25年経営方針という両輪を噛み合わせて、
今年も皆様のお役にたてるよう尽力して参ります。
変革の年を迎え、日本の価値を再認識し、社会により必要とされる企業に
なるための「変革」のスピードを上げていく決意を新たにしました。
本年も、一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
坂本自動車株式会社
代表取締役坂本健太郎